特定非営利活動法人 Layer Box <NPO法人レイヤーボックス>
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【PM桃太郎!】〜プロジェクトマネジメントを学ぼう〜
■日時・会場
■アクセス・地図(奈良教育大学交通アクセスおよび、大学構内マップ)
■参加対象者・参加費用
■お申し込みはこちらから!
■目的・趣旨
■プログラム内容
■講 師
■チラシ⇒ 配布してくださる方は、自由にプリントアウトしてください。【表面】【ウラ面】 ============================================================
■日時・会場  
 ○ 2011年3月26日(土)、3月27日(日) 13:00〜15:00(12:30開場)
 ○ 奈良教育大学 講義号棟(L1) 104教室
■アクセス・地図(奈良教育大学交通アクセスおよび、大学構内マップ)  
 http://www.nara-edu.ac.jp/NUE/access_map.htm
 ※ 構内に駐車場がございません。交通手段は公共の交通機関をご利用ください。
<大学構内マップ>

 ※ 当日は、大学構内に道案内の表示ポールを立てておりますので、矢印の方向にお進みください。
■参加対象者・参加費用  

 ○ 小学校4,5,6年生、中学生、保護者、学校関係者、行政機関関係者、ご興味のある方(50人まで)
   ※ 新旧どちらの学年の方も参加可能です。ex)小学3年生→4月から4年生。中学生→4月から高校生も可です。
 ○ 参加費用(電子教材、テキスト費)
    500円…二日通し/一人(学生)
    800円…二日通し/一人(大人)
    1,000円…二日通し/ペア(大人と子供)

 ※ 一日目:解説→グループ結成、二日目:グループで実習と、連続受講で完結します。
    なるべく二日間受講されることをお勧めしますが、一日だけ見学したいという方もお気軽にどうぞ。
    ただし参加費は二日通しの金額になります。ご諒承ください。
 ※ 参加費は釣銭の必要がないようにご用意いただけたら助かります。
 ※ 領収書の必要な方はお申し付けください。


■お申し込みはこちらから!  

 ○ インターネット ⇒ こちらのフォームからお申込ください http://www.aoniyoshi.us/layerbox/mail110326.html
 ○ ファックス ⇒ こちらの「セミナー受講FAX申込用紙」をご利用ください。
    03−5434−7694(FAX番号)
 ○ お問合せ:特定非営利活動法人 Layer Box 担当:月森砂名 090-7286-3644
 共催:特定非営利活動法人 Layer Box/奈良教育大学社会科教育 岩本研究室
 後援:奈良県/奈良県教育委員会  協力:田原本町観光協会(有)ラウンドテーブルコム

■目的・趣旨  

  PM桃太郎〜昔話の成功の秘密〜プロジェクトマネジメントを学ぼう

  桃太郎のストーリーを中心に、プロジェクトマネジメントをわかりやすく解説する。

今の子どもたちは、
○ 兄弟姉妹が少ない ○ 近所の子どもたちと集まって遊ばなくなった
○ 一人だけの勉強部屋を持つようになった
○ お母さん、特にお父さんとの会話が少ない
○ おじいちゃん、おばあちゃんの話を聞いたり遊んでもらったりしなくなった
○ 地域みんなで育む環境がなくなった
こんな状況の中、子どもたちは、コミュニケーションが得意でなく、みんなで一緒に作業をし、目的を達成することがとても苦手です。

しかしこれは、子どもたちだけの問題でしょうか?
いいえ、子どもたちを取り囲む家族、学校、地域─社会全体の問題です。
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中国から日本に仕事で来た人たちは、日本人が(社内で)チームワークが良いことに驚きます。
それなのに「プロジェクト」に関して言うと、日本人によるプロジェクトの目的達成能力は、一般的に低いと評価されています。
チームワークは良いのに、なぜプロジェクトは効率的かつ効果的に遂行されないのでしょう。

「プロジェクトマネジメント」

という言葉を、ご存知でしょうか?
かつてプロジェクトは、国の大規模な開発活動等で採用されていました。
現在は商品開発、システム開発、建設、イベント開催、事業全般、社内改善など、いたるところでプロジェクトが採用されています。
確かに、「プロジェクトマネジメント」を知らなくともプロジェクトは遂行できます。

ではなぜ「プロジェクトマネジメント」の知識が必要なのでしょう。
それは、「プロジェクトマネジメント」が単なる理論ではなく、過去の実践の集大成だからです。
人は失敗を繰り返すことによって、成功します。
ですが同じ失敗を繰り返すことに時間と労力を費やすのではなく、多くの経験から蓄積された実務的知識を身につけた上で、新しいことを学習してゆく方が、はるかに早く、遠くの目的地に到達できます。
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「プロジェクトマネジメント」は、今やプライベートでも企業でも社会でも、必要不可欠な業務遂行方法となっています。
それでは、子どもたちが「プロジェクトマネジメント」について学び、知識を身につけることによって、何が変わるのでしょうか?
○ 自己管理能力、時間管理能力が身につく
○ コミュニケーション能力が身につく(意見をはっきりと表明できる)
○ プロジェクトマネージャーをはじめとして、「役割」について学ぶことができる
○ 物事を整理し、まとめる能力が身につく
○ 小さな成功体験を積むことによって自信がつく
○ 集中力が増す
○ 自発的に勉強する意欲が湧く

さらに

○ 経済観念が生まれる
○ 成績がアップする
○ 親子の会話が生まれる

などの波及効果が期待されます。

私ども特定非営利活動法人 Layer Boxは、子どもたちだけでなく、ぜひ保護者の方々、先生方もご一緒に「プロジェクトマネジメント」を学習していただきたいと考えています。
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なお、小学校高学年〜中学生を対象にした学習では、より理解しやすいよう、誰でも知っている「桃太郎」の物語を用いました。

「桃太郎」は、奈良県磯城郡田原本町が発祥の地です。
第七代─考霊(こうれい)天皇の皇子大吉備津日子命(おおきびつひこのみこと)がモデルであろうことは、古事記の記述にも見られます。
本セミナーでは、プロジェクトマネジメントの概念を知り、実習で体験する一方で、奈良の歴史、物語に触れることも目的としています。

※「PM桃太郎」─物語の出典
   絵本『ももたろう─完結版』
     監修:野村純一(日本口承文芸学会長)
     画:守屋裕史  発行:田原本町観光協会
     http://www.yamataikoku.jp/
 
■プログラム内容  

 ○ 3月26日(土)〜物語を通じて、成功の秘密の整理〜
   5分…アイスブレイク(誕生日並び)
   10分…実習(絵本→電子ブック映像視聴)
   15分…解説(ご当地桃太郎を中心にお話の整理)
      目標:誰のため?いつ?どこで?何を?なぜ?
      仲間:さる、いぬ、きじの役目は?
      実践:どんな戦い方?どうやって伝えたの?
      結果:得られた物は?目標は達成されたか?
   10分…休憩
   20分…解説(成功の秘密を探るプロジェクトマネジメント的アプローチ)
      準備(時間の意識):誕生から、家庭環境、周囲の環境を通じて、意識したこと。時間設定は?
      目標設定:はっきりとした目標設定
      仕事分担:役割には意味がある、みんなでひとつのチーム
      経過報告・記録:伝えた人がいるはず。誰に伝えるべきだろうか?関連者(ステークホルダー)は?
      結果の整理:目標達成リスト
   35分…実習
      各自で桃太郎の話を成功の秘密を鍵にして書いて整理する。PM書類記入
      情報交換タイム
   20分…課題
      チーム編成スカウトタイム
      4名 プロジェクトリーダー=発表者、記録係及び制作者3名
   5分…予備

 ○ 3月27日(日)〜物語の制作プロジェクトと学習コーチによるプロジェクトログの記録〜
   5分…アイスブレイク(人数グループ)
   10分…解説(ルール説明、役割分担(制作・発表)、作業分解)
     ルール
      ・品質Q ストーリー、量、丁寧さ
      ・コストC 1000円予算
        用紙/10円/枚、色鉛筆/50円/色、黒鉛筆/10円、
        人件費 絵デザイン/40円/シーン、脚本(文字)/40円/シーン
      ・納期D 45分
      ・コミュニケーション

     評価基準
      ・品質Q(30点) ストーリー(10点満点)、量(10点満点)、丁寧さ(10点満点)
      ・コストC(30点) 〜800円 20点、801円〜1000円 30点、1001円〜1200円
       15点、1201円以上 5点
      ・納期D(30点)
       30点/40分以内 29点/41分以内 28点/42分以内 27点/43分以内
       26点/44分以内 25点/45分以内
       10点/55分以内
      ・コミュニケーション、記録(10点)

   60分…実習(各グループでの作業)
       学習コーチ(学習記録)
   10分…休憩
   30分…実習(成績発表と評価基準による解説、カメラで撮影)
      優秀チームの作品発表 5分/チーム
   5分…全般的な解説、電子書籍の説明

 ※セミナー後、インターネットによる指導、相談等も考えています。
 ※また当日セミナーの様子は記録映像を撮影します。DVDにて配布可能ですが、別途、実費、送料が掛かります。


■講師…柳沢富夫氏プロフィール   

 慶應義塾大学文学部英米文学卒。
 日本で最初のバーチャルハイスクールの設立に貢献、学長を務めるなど、幅広く教育に貢献。
 慶応義塾普通部、都立戸山高校市民講師、多摩美術大学情報デザイン学科講師、杏林大学外国語学部応用コミュニケーション学科講師を経て、現在、関東学院大学工学部情報ネットメディア工学科映像クリエーションコース講師を務める。

 芝浦工大では、産中高大連携プロジェクトマネジメントの学習環境構築に寄与、今年は埼玉県の公立学校の校長200名を対象に、プロジェクトマネジメントの講義を行う。
 一方で、システムソリューション、システムコンサルタント、サポートコンシェルジュとして、行政、自治体、大手企業で活躍。
  泣宴Eンドテーブルコム代表取締役社長

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