特定非営利活動法人 Layer Box <NPO法人レイヤーボックス>
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趣 旨

 戦後復興、高度成長期、世界経済のグローバル化…経済や技術最優先だった時代背景、近現代における脱亜入欧の影で、切り捨てられてきた数々の日本文化や生活様式があります。

 しかし、国独自の文化を継承し、それらが新たな発想や新技術と結びついたとき、はじめて文化的に豊かな暮らしを実現したといえるのではないでしょうか。エンターテイメントや娯楽としてだけ扱われるのでなく、新たな産業とのビジネスマッチングの誕生です。
 私たちは、地域の文化資産を、地域の「人たち」を介して、保存・発信・利活用してゆくお手伝いをいたします。

 地域振興=ハコづくりの時代は終わったと考えていますか?では、どうすれば地域は活性化するのでしょうか?

 私たちは、それは「人の力」だと考えます。
 次々と土地が上書保存され、人や情報が流動的な都心部と違って、地方は「場の力」が強みです。せっかくの利点を他所から来た文化で上書保存してしまっては元も子もありません。地域に暮らす人々が地元の文化を発掘、発信し、最大限に活かし、さらにそれらの活動が地域のコミュニティ力を強化する。
 私たちは文化資産を継承する、地域プロジェクトの結成を推進いたします。

 もし、あなたのお子さんから「将来、何になりたいか良く分からない」と相談を受けたら、あなたはなんと答えますか?
 また学生のあなたは、未来のどんな自分像を描いて勉強をしていますか?
 まずは様々な文化や携わる人々に触れて、人生の選択肢を増やしてみてはいかがでしょう。
 たとえば千年以上続いた伝統文化に携わる人たちのセミナーやインタビューは、静かな感動を伝えます。スキルやノウハウだけでない大切なもの。さらに現場で実際に行う貴重な体験。

 私たちはそんな機会を提供いたします。

 これらの活動を行うための基盤と社会的信用を得るために、私たちは特定非営利活動法人LayerBox(レイヤーボックス)を設立することにしました。「Layer」(レイヤー)とは「層」のことです。
 「層になった箱」
 幾層にもなる奥の深い文化を、重層的かつ自由な考えと、パワフルな行動力で支えていきたいというのが、私たちの理念です。
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